入局者の声Voice
熱心な指導がきっかけで
研修医セッションにて受賞
R.M.
(イニシャル表記)
2022年卒
大分大学卒、医師3年目です。
現在は長門記念病院で、呼吸器内科と救急科を掛け持ちしながら働いています。
呼吸器内科を目指したきっかけは何ですか?
学生の頃から外来診療や診断学に興味があって、初期研修の開始時から内科医の道へ進もうということは既に決めていました。専攻科はローテーションの中で決めようと考え、大学病院で呼吸器内科を回らせていただいたのは研修2年目の4.5月になります。
2ヶ月間の研修では、医局の明るい雰囲気とアカデミックな環境の中で、感染症・悪性腫瘍・びまん性肺疾患等々…、呼吸器疾患と診療の幅広さに興味を惹かれました。
そんな中、専攻を呼吸器内科に決めたきっかけは、初期研修2年目の中盤に地方会で発表の機会を頂いたことです。上級医の熱心な指導のもと、研修医セッションにて賞を頂き、翌年の呼吸器総会でも発表をさせて頂くこととなりました。こうしたご縁に恵まれて、呼吸器内科への入局を決めました。
今後どのような医師になりたいですか?
呼吸器内科の魅力の一つは、急性期の呼吸管理から、慢性期の生活指導や内服調整、加えて緩和治療にまで、患者の様々なライフステージに関わる診療技術を磨くことができることだと思っています。こうした技術を身につけて、長くに渡って患者と寄り添い、患者の考える最良の人生を一緒に実現させていくことができる医師となることが今の私の目標です。
私は大分大学に地域枠で入学しており、かねてより地域に根ざした診療を行うことを志して医師を目指してきました。最終目標は今も変わらず、昔思い描いた「困った時に助けてくれるお医者さん」になる事です。患者の想いや環境も考えて診療を行う医師となれるよう、今後とも精進していきます。
学生・研修医の先生へ一言
私自身もそうだったように、まだまだ自分の将来をどうしていくのか、自分がどんな医療を行っていきたいのか、具体的なイメージを掴めていない学生や研修医の方も多いのではないでしょうか。
幅広い疾患群、急性期・慢性期・緩和、良性と悪性、臨床と研究、様々な所に手が届くのが大分大学呼吸器内科の魅力です。今後の専攻科に迷っている方も、新たな進路を見つけたい方も、もちろん呼吸器診療に興味のある方も、ぜひお気軽に見学に来ていただけると幸いです。心よりお待ちしております。