女性医師の声Femaledoctor
柔軟な働き方で実現する
医師と母親の両立
M.Y.
(イニシャル表記)
2019年卒
どのような働き方をしていますか?
卒後3年目に入局し、以来大学病院で勤務をさせていただいております。
卒後4年目に妊娠しましたが、妊娠中は当直の免除など体に負担がかからないよう配慮していただきました。出産後は約1年間の育休をいただき、現在はフルタイムではなく時短枠として9:00-16:00で働いています。
復帰の際には時期や勤務形態など医局長をはじめとしてたくさんの先生方が相談に乗ってくださいました。
仕事と育児の両立はできますか?
復帰に当たっては、実家が県外で近くに頼れる人がいないことや夫が単身赴任中であったこともあり、育児との両立がうまくできるのか不安はありました。
しかし、大学病院では他の関連病院に比べると病棟医の人数も多く、チームで診療に当たっているため、当直業務などの免除はもちろん、子供の体調不良時など急にお休みをいただく際などもこころよくカバーしていただける環境があり、本当にありがたく思っています。
周りの先生方のサポートのおかげで、医師として「働きたい」という気持ちと母親として「子供との時間も大事にしたい」という気持ちを両立させていただいていると感じています。
“育児中の女性医師”と一口にいっても、私の働き方は一例にしかすぎず、実際に医局の中でも様々な働き方をしている先生方がいます。当医局では、医局員一人一人のライフイベントに応じて、個人の事情に柔軟に対応していただけるので、それぞれが目標とするキャリア形成を行うことができると思います。