大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座

入局者の声Voices of Our Members

“B”を支える医師へ

T.H.

(イニシャル表記)

2023年卒

 大分大学卒、医師3年目です。
 現在は大分医療センターで勤務しております。学生時代は硬式テニス部に所属していました。

呼吸器内科を目指したきっかけは何ですか?

 学生の頃は呼吸器内科を志望していたわけではなく、どちらかというと進路を決めきれずにいました。しかし研修を通じて、呼吸器内科が救急医療の「ABC」の中でも“B”を担う重要な分野であることを実感し、その奥深さに惹かれるようになりました。画像・検査・身体所見を組み合わせて診断を組み立てていく過程にも面白さがあり、少しずつ興味が強くなっていきました。また、上級医の先生方が非常に話しかけやすく、困ったときにすぐ相談できる雰囲気があったことも、この分野を選ぶ後押しになりました。

今後どのような医師になりたいですか?

 どんな状況でも冷静に判断し、患者さんにとって安心できる存在になれるような医師を目指しています。呼吸器疾患は急性期から慢性期、さらには終末期に至るまで幅広く関わることができるため、常に患者さん一人ひとりに寄り添いながら柔軟な対応が求められます。一人ひとり異なる状況に対して、その時々で最適な判断ができるよう、幅広い視点を持った柔軟な医師を目指していきたいです。

学生・研修医の先生へ一言

 「難しそう…」と思っていた呼吸器内科が、気づけば一番興味を持てる分野になっていました。上級医の先生方が話しやすく、わからないことも気軽に相談できる雰囲気がとても魅力です。少しでも気になる気持ちがあるなら、ぜひ一度、実習や見学に来てみてください。自分に合った空気感がきっと見つかると思います。

top